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韓国映画『バレリーナ』が美しくも切ない!ネタバレなし感想と評価

「Netflix映画『バレリーナ』の感想と評価を紹介するアイキャッチ画像。バレエとナイフ、ピンクの照明、血飛沫のような花びらが舞う、美と狂気が交差するビジュアル。」

「スタイリッシュなアクション映画が好き」

「美しさと切なさが共存する作品に惹かれる」
──そんな方にぜひおすすめしたいのが、Netflixオリジナルの韓国映画

『バレリーナ』です。

本作は、復讐をテーマにしながらも、映像美や音楽、そして感情の動きまでもが繊細に描かれており、単なるアクション映画にはとどまりません。

この記事では、ネタバレなしで『バレリーナ』の魅力や評価、見どころを丁寧にご紹介していきます。

  •  Netflixで観る次の映画を探している人

  • 復讐やアクションがテーマの作品に興味がある人

  • 女性主人公の強く美しい姿に惹かれる人

  • 韓国映画の最新作や話題作にアンテナを張っている人

こんな人におすすめとなっています。

映画バレリーナの作品情報とあらすじ

作品情報

タイトル:バレリーナ
(原題:발레리나)

配信:Netflixオリジナル映画

公開年:2023年

ジャンル:アクション/復讐/ドラマ

上映時間:約93分

主演:チョン・ジョンソ、キム・ジフン、パク・ユリム

年齢制限:16+
(バイオレンス描写あり)

あらすじ

元ボディガードのオクジュは、かつて命をかけて守った親友ミンヒの死をきっかけに、復讐の道を歩み始める。

ミンヒが遺したのは、

「私の代わりに復讐して」という、たった一言のメッセージ。

かつては「最強」と言われた戦闘能力を持つオクジュは、独自の調査で事件の真相に近づいていく。

彼女が追うのは、華やかな表の顔とは裏腹に、闇の商売で金を稼ぐ男たち。

静かに、そして激しく復讐を遂行していくオクジュの姿は、バレリーナのように美しく、そしてどこまでも切ない──。

キャストの魅力と見どころ

🎭 キャスト紹介

オクジュ(演チョン・ジョンソ)

冷静沈着な元ボディガード。復讐に燃える孤独な戦士。

『バーニング 劇場版』
『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』など、繊細で芯のある演技に定評あり。

チャ・ジェウク(演ム・ジフン)

表向きは人気インフルエンサー、裏では犯罪に手を染める冷酷な人物。

『花より男子』
『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』などで知られる。

チェ・ミンヒ(演パク・ユリム)

オクジュの親友で、バレリーナ。明るく芯のある性格だったが、物語冒頭で命を落とす。

『ドライブ・マイ・カー』(カンヌ受賞作)にも出演。


👀 見どころ

1.“復讐”の美学がスタイリッシュに描かれる

本作の最大の魅力は、何と言っても「映像美」と「静かな怒りの演出」。

ネオンの街、薄暗い廊下、強調された効果音と無音の対比——復讐という残酷なテーマを、詩的かつエレガントに映像化しています。

2.感情を抑えた演技が逆に胸を打つ

オクジュの行動は、セリフよりも「沈黙」や「表情」が多くを語ります。

感情を爆発させるのではなく、じわじわと怒りがにじみ出る様子がリアルで引き込まれます。

3.バレエとアクションの融合

バレリーナだった親友の存在が全編に影響を与えており、アクションの所作にもどこか「しなやかさ」が。

暴力的でありながら美しさも同居する、不思議な世界観を生み出しています。

映画バレリーナの評価

5段階評価の星マークと色鉛筆が描かれたノートの画像。レビューや評価を示すイメージ。
ストーリー ★★★★☆(4.2)
映像美・アクション ★★★★★(5.0)
テンポと構成 ★★★☆☆(3.5)
音楽と演出 ★★★★☆(4.0)
総合評価 ★★★★☆(4.1)
 

📝 ストーリー:★★★★☆(4.2)

復讐というシンプルな動機の中に、友情・喪失・怒りといった感情が丁寧に描かれています。

ストーリーの奥行き自体はやや直線的ですが、主人公の行動に説得力があるため引き込まれます。


🎥 映像美・アクション:★★★★★(5.0)

光と影を巧みに使った映像美が秀逸で、無駄のないスタイリッシュな構図が印象的。

アクションシーンも洗練されており、過剰演出ではなく“美しさ”を意識した演出が際立ちます。


⏱ テンポと構成:★★★☆☆(3.5)

セリフは少なめで静かな展開が続き、テンポとしてはゆっくりめ。

感情の余白を大切にしている演出ですが、人によっては「間延びしている」と感じるかもしれません。


🎼 音楽と演出:★★★★☆(4.0)

劇伴の音楽はシーンの余韻を引き立て、静寂の中に緊張感を漂わせています。

BGMに頼らず、無音の中で展開される演出が多く、観る側に感情を委ねるスタイルです。


🌟 総合評価:★★★★☆(4.1)

万人受けするタイプではないものの、映像・感情・復讐というテーマが見事に融合した完成度の高い作品。

“魅せる”というより“感じさせる”映画で、心に残る静かな余韻を味わえます。

👥 視聴者の実際の口コミ・評判

✅ 好意的な意見

「オシャレでカメラワークも良くて、アクションも派手。けっこう容赦なくて、そこまでやるんや!の連続で面白かった!最後の武器がいいよね!」
― Filmarks ユーザー(評価 非公開)ameblo.jp+7filmarks.com+7filmarks.com+7

「アクションが華麗で、暴力まみれの内容なのに音楽・映像がどこか美しく哀しいんですよねー。復讐の理由はおいといて、めちゃくちゃハマる。」
― note「韓ドラそら豆」note.com


⚖️ 中立的な意見

「清々しいほどに割り切った映画だった。ストーリー的な深掘りは一切ない。」
― 映画.com 白波さん(評価3.0)eiga.com+1ameblo.jp+1

「特に何かを掘り下げてる訳じゃないし100回見てるような鮮度ゼロの内容で余韻もゼロだけど、飽きずに最後まで余計なこと考えずに見終われました!」
― Filmarks ユーザー(あらすじ参照)youtube.com+10search.yahoo.co.jp+10filmarks.com+10


❌ 辛口な意見

「一時期ネトフリランキングで1位になってたので見てみたが、別にそこまで面白くない。まあ、可愛い女の子がバリバリのアクションしてるのは見ていて爽快である。」
― Filmarks ユーザーfilmarks.com

「タイトルロールは主人公ではない。バレリーナは主人公の親友。残虐で無残なシーンが続き、血みどろで非情な作品であった。」
― 楽天ブログ ユーザーnote.com+4plaza.rakuten.co.jp+4ameblo.jp+4

🌍 世界・韓国・Netflixでの評価

🌍 世界(IMDb:7.1)
7.1
🇰🇷 韓国(Naver:8.1)
8.1
🎬 Netflix視聴者(Filmarks:3.9/5)
3.9

 

視聴者の評価は全体的に高く、特に韓国での評価は非常に高水準

ビジュアルと演出、テーマ性のバランスが評価されていることがわかります。

もう一つ言うならば、評価にバラつきが少ないことも本作の完成度を物語っており、ジャンルを問わず多くの視聴者に刺さる、幅広い魅力を持った作品です。

🎬 感想|ギャップに魅せられる、美しき復讐劇

アクション映画って、どうしても「ストーリーよりアクション重視」になりがちな気がします。

でも本作『バレリーナ』は、シンプルな復讐劇の中に、感情や美しさ、静かな怒りが同居していて、観終わったあとに不思議な余韻が残ります。

みずよー
みずよー
  セリフは少なめなのに、感情はずっしり伝わってくる…そんな作品でした。

そしてアクション…
これがもう文句なしにカッコいい!

韓国のドラマや映画では珍しくなくなってきましたが、やはり女性が主役でド派手なアクションを見せてくれる作品って、本当にテンションが上がります。

特にこの映画の魅力は「ギャップ」です。

美しい女性が、バイクに乗って、銃やナイフを使いながら無双していく――
その姿には言葉では言い表せない爽快感がありました。

みずよー
みずよー
男がやると“力押し”になりがちだけど、女性が演じることでアクションに“しなやかさ”が加わる感じがします。

個人的には、ただの力任せではなく、女性ならではの視点で戦うシーン――たとえば暗器や細やかな戦術を使ったアクションがあると、さらに自然に観られるなと感じました。

とはいえ今回は、それでも十分に魅力的でした!

「アクション×美しさ×静けさ」

この絶妙なバランスが『バレリーナ』の真骨頂。

派手な展開や伏線重視ではなく、“感情を映像で語る”タイプの作品を求めている人に、心からおすすめです。

🩰『バレリーナ』小話・裏話

スマートフォンとSNSの“いいね”アイコンが浮かぶイメージ。人気ドラマの裏話や小ネタの拡散を連想させるビジュアル。

①監督イ・チュンヒョンと主演チョン・ジョンソは『ザ・コール』(2020)以来の再タッグ

『バレリーナ』は、監督イ・チュンヒョンさんとチョン・ジョンソさんの2度目のコラボ作品。

前作『ザ・コール』もNetflixオリジナル作品として話題になった。
出典:The Korea Times (2023/10/5)

②「バレリーナ」というタイトルの意味は“優雅な復讐者”

監督によると、激しいアクションの中に「美しさ」や「優雅さ」を持たせたいという意図があり、タイトルに込めたという。
出典:テンアジア(TenAsia, 2023/10/5)

③脚本は、実在する性犯罪事件や社会問題から着想を得た

監督はインタビューで、「無力さに対する怒りを、映像として昇華した」と語っている。

社会的背景も作品のモチーフ。
出典:Cine21(2023/10/5)

④Netflix Korea公式メイキングでも、キャストと監督が“女性アクション”へのこだわりを語る

主演のチョン・ジョンソさんは、激しいトレーニングとスタントの多さについて言及。
出典:Netflix Korea 公式YouTube『Making of Ballerina』

 Netflixで観られるキャスト出演作もチェック!

ホワイトボードに「MOVIE」と書かれた文字と映画アイコン。キャストの出演作品紹介をイメージした画像。

※2025年6月現在観られる作品です。

🎬 チョン・ジョンソ(オクジュ役)

『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』(2022)
 ┗ スペインの名作をリメイクした韓国版。彼女は“トーキョー”役として強烈な存在感を放つ。

『ザ・コール』(2020)
 ┗ 過去と現在をつなぐ1本の電話がもたらす衝撃。サイコスリラーで狂気の演技が話題に。


🎬 キム・ジフン(チャ・ジミン役)

『悪の花』(2020)
 ┗ 過去を隠す男と、それを追う刑事の妻。サスペンスと愛が交錯するスリリングな物語。

『ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え』(2022)
 ┗ “ヘルシンキ”役で出演。筋肉質で豪快だが心優しい一面もある強盗団の一員。

『その恋、断固お断りします』(2023)
 ┗ 恋愛にトラウマを抱える男女が出会うラブコメディ。ジフンさんはクールな完璧主義者を好演。


🎬 パク・ユリム(ミンヒ役)

現在、Netflixで視聴できる出演作品は確認されていません。今後の出演作に期待です。


📌配信状況は随時変更される可能性があるため、視聴前にNetflixでご確認ください。

🎀 まとめ|美しさと哀しみが交差する“復讐劇”

Netflixオリジナル韓国映画『バレリーナ』は、美しい映像と哀しい感情が重なり合う復讐ドラマです。

派手なアクションを軸にしながらも、友情・怒り・喪失といった繊細な感情を丁寧に描き出し、ただの“復讐映画”にとどまらない深みがあります。

特に注目したいのは、女性が主役のアクション作品でありながら、説得力ある演出と主人公の内面描写がしっかりしている点。

そのギャップがむしろ作品に奥行きを与えていて、アクション好きもヒューマンドラマ好きも楽しめるバランスの取れた1本となっています。

💬 復讐は、虚しさだけを残すもの?
本作は、その問いに対して、視聴者それぞれの心に答えを委ねてきます。

みずよー
みずよー
疲れた日常の中で、「怒り」や「喪失」を美しく昇華していく映画を観たいときにおすすめです。 

ぜひ、Netflixで『バレリーナ』の世界に触れてみてください。

まだ観ていない方も、すでに観た方も、心に残る1本になること間違いなしです。

ABOUT ME
みずよー
昔から映画好きの30代です。Netflixで鑑賞できる映画に限定して、映画の情報や評判、また感想や小話まで書いていきたいと思います。映画を観る前の情報収集、観た後の感想共有などをしていただけたら幸いです。