韓国ドラマ

韓国ドラマ『Happiness』評価まとめ|ゾンビ×韓国社会が刺さる傑作!

韓国ドラマ『Happiness』のアイキャッチ画像。閉鎖されたアパートで広がる感染と人間ドラマを描くサスペンス。

こんにちは!みずよーです!

「Happiness(ハピネス)」は、ゾンビ系ドラマだと思って観たら、想像以上に“人間ドラマ”だった──。

韓国ドラマファンの間で話題となったNetflix配信作品『Happiness』。

感染パニックというスリラー要素に加え、現代社会の格差・隔離・偏見といった問題を鋭く描き、ただのゾンビものとは一線を画す内容が高く評価されています。

本記事では、

ネタバレなしのあらすじ

  • 登場人物とキャストの魅力
  • 実際に観ての感想や評価
  • SNSなどの感想
  • 小話や裏話

をわかりやすく紹介します。観ようか迷っている方の判断材料に、ぜひお役立てください!

1.韓国ドラマhapinessのあらすじ

出典:X

基本情報。

リミテッドシリーズ
 
2021年12エピソード
(1話約1時間)
 
日本語字幕有り、翻訳なし
 
16+
暴力
 
ジャンル
  • 韓国
  • TVサスペンス
  • TVホラー

この作品は

スリリング

あらすじ

韓国ドラマ『Happiness』は、コロナ収束後の近未来を舞台にした社会派サバイバル。

警察特攻隊に所属するユン・セボムは、ある日同僚が突如暴れ出す事件に直面する。

原因は、流通し始めた新薬の副作用による謎の感染症だった――。

高校時代からの親友であり刑事のチョン・イヒョンと共に調査を始めた彼女は、
ウイルス対策への協力を条件に、新築高層マンションの一室に入居する。

しかし、そこでも感染者が現れ、マンション全体が外部と遮断されてしまう。

閉ざされた空間の中で、人々の恐怖と本性があらわになっていく。

“ゾンビ”のような恐怖と、現代社会の脆さが交錯する緊張感あふれる密室劇が幕を開ける。

2.韓国ドラマhapinessのキャスト

主要キャスト三人の画像。キャスト紹介で使う画像。出典:X

チョン・イヒョン(演:パク・ヒョンシク)

強行犯係に所属する刑事。

冷静沈着で頭の回転が速く、どんな状況でも落ち着いて行動できるタイプで正義感が強く、誰かのために動ける信念の持ち主です。

信頼できるリーダー的存在。

見た目はクールでも、内に優しさと情熱を秘めている。

極限状況でも人としての良心を保ち、他者を思いやる姿が印象的なキャラクターです。


ユン・セボム(演:ハン・ヒョジュ)

警察特攻隊に所属する、勇敢で行動力のある女性隊員。

サバサバした性格と判断の速さで、どんな場面でも自分の考えをしっかりと持って行動します。

正義感と他者への共感力を兼ね備えており、芯の強さとしなやかさを持ち合わせた女性

物語全体を引っ張っていく、頼もしいヒロインです。


ハン・テソク(演:チョ・ウジン)

国家レベルの危機管理に関わる重要な立場の人物。

理性的で有能ながら、どこか複雑な背景や想いを抱えている印象があります。

使命感を持って行動しているものの、時に厳しい判断を下す場面もあり、合理性と人間味のバランスに注目したいキャラクターです。


この3人を中心に、社会が不安に揺れる中での人間模様が描かれていきます。

「誰が味方で誰が敵か?」という緊張感の中で、彼らの選択や行動が物語に深みを与えています。

 

3.韓国ドラマhapinessの評価

5段階評価の星マークと色鉛筆が描かれたノートの画像。レビューや評価を示すイメージ。
評価項目 点数(5点満点) コメント
総合評価 ★★★★☆ 4.0 緊迫感あるストーリーと深いテーマ性が光る作品。一部複雑な展開がやや好みを分ける。
ストーリー ★★★★☆ 4.0 感染症による隔離状態のリアルな緊張感が持続。サバイバルと人間ドラマが巧みに絡むが、複雑に感じる部分も。
演技力 ★★★★☆ 4.5 若手俳優の自然な表現力とベテランの安定感が光る。リアリティを大きく底上げ。
演出・映像美 ★★★★☆ 4.0 緊張感や閉塞感を巧みに演出。細部へのこだわりも感じられる映像美。
メッセージ性 ★★★★☆ 4.5 社会の不安や恐怖を背景に人間関係の問題を鋭く描き、視聴後に考えさせられるテーマが豊富。
視聴者満足度 ★★★★☆ 4.0 高評価多数。緊迫した展開やキャスト演技に満足の声多いが、複雑さに戸惑う人も一定数存在。

好意的な感想

女性
女性
主演の演技が自然で感情移入しやすかった。閉鎖空間の緊張感がリアルに伝わり、一気に引き込まれた。(Filmarks)
男性
男性
サバイバル要素と社会問題がうまく融合していて、とても見応えがあった。ラストの展開も衝撃的で印象に残った(IMDb)


中立的な感想

男性
男性
序盤はややスローで少し退屈に感じたが、中盤から面白くなった。もう少しキャラクターの掘り下げがあると良かったと思う。(Twitter)
女性
女性
テーマは重くて考えさせられるが、万人向けではない。社会問題ドラマとしては評価できるが、気軽には観にくいかも。(Filmarks)


辛口な感想

男性
男性
脚本がやや粗く、特に終盤の展開が急ぎすぎて感情移入が難しかった。設定は良いのに残念。(IMDb)
女性
女性
キャラクターの動機がわかりにくく、感情移入できなかった。アクションシーンも期待外れで物足りなかった。(Twitter)

視覚でわかる!『Happiness』評価スコア

IMDb(世界評価) 7.7/10
7.7
NAVER(韓国ユーザー) 8.3/10
Netflix内評価(国内) ★4.3相当
★4.3

韓国ドラマ『Happiness』は、各国の視聴者からおおむね好意的な評価を受けています。

Netflix国内ユーザーの評価が最も高く、「緊張感のあるストーリー」「主演2人の演技が魅力的」といったコメントが多数見られます。

韓国のNAVERユーザーからは、社会問題や感染症というテーマを巧みに織り交ぜた点が評価され、8点台後半という高スコアに。

一方、IMDb(世界の評価)では7.7とやや控えめな数字ながら、十分に高評価の範囲。

英語圏の視聴者の間でも「予想以上に深い作品だった」と話題になりました。

4.韓国ドラマhapinessを観ての感想

😱 ゾンビが怖い…でもただのパニックものじゃない!

まず一言。出てくるゾンビが本気で怖いです。

リアリティがある動きや表情で、「うわ…無理かも」となる方もいるかもしれません。

ただし、『Happiness』は典型的なゾンビパニック映画のように、ゾンビが四方八方から押し寄せてくるタイプではありません。

むしろ、静かにじわじわと追いつめられるような“現実に起こりそうな怖さ”があります。

🏢 舞台はアパート、登場人物が魅力的に“腹立たしい”!

このドラマで特に印象的だったのが、アパートの住人たちです。

良い意味で個性が強くて、ものすごく腹が立つ(笑)。でも、それが面白いんですよね。

「え、なんでそんな行動とるの!?」

という苛立ちがある一方で、そこにはリアルな人間らしさが描かれています。

さすが韓国ドラマ、人間模様の描き方がうまいです。

🔍 注目したのは「パニック時の人間心理」

ゾンビが存在する極限状態の中で、人はどんな行動をとるのか?どんな心理になるのか?

そういった部分を丁寧に描いている点に惹かれました。

単なる恐怖やサバイバルの物語ではなく、“生きること”や”人間の本性”に迫るテーマ性があると感じました。

💕 やっぱり最後は「愛」

パニックと混乱の中でも、やはり浮かび上がってくるのは「愛」。

登場人物たちが見せる思いやりや支え合いの描写に、胸がじんわり温かくなりました。

ちょうど体調不良で横になりながら観ていたのですが、「僕も感染したらどうしよう…」なんて妄想しながら、楽しく鑑賞できました(笑)。

🤔 ラストには惜しい点も

一点だけ気になったのはエンディングの描写がやや駆け足だったこと。

感染した人たち一人ひとりの“その後”をもっと丁寧に

5.韓国ドラマhapinessの小話や裏話

スマートフォンとSNSの“いいね”アイコンが浮かぶイメージ。人気ドラマの裏話や小ネタの拡散を連想させるビジュアル。

狂人病とは

感染原因 ・ネクストを飲む ・感染者に引っ掻かれたり噛まれたり 白内障のように目が曇る。 銃などで撃っても怯まない。 薬ネクストは、コロナウイルス用に開発されたが、副作用が強く不採用になる。 感染するとのどの渇きを感じるが、水を飲んでも満たせない。 心拍数が下がり、痛みを感じず、傷も治る。

1. パク・ヒョンシクさん軍除隊後初ドラマ

『Happiness』は、パク・ヒョンシクさんにとって2021年1月4日に陸軍を除隊後、初の出演作でした。

多くの注目を集めた復帰作となっています imdb.com+1youtube.com+1

2. セットでの和気あいあいツアー

ファンに好評だったメイキング動画では、ハン・ヒョジュとパク・ヒョンシクが手を取り合ってアパートセットや階段、モーテルルームまで案内

ハン・ヒョジュさんの自然な笑顔や、現場の和やかな雰囲気が伝わります 。

3. ハン・ヒョジュさんが“本人役みたい”と語るキャラ設定

Elleの取材で、ハン・ヒョジュさん自身が主人公ユン・セボムを

台本を読んだ瞬間、自分と似ていると感じた」と明かしています。

また、性格や価値観が近く、そのまま自然に演じられたとのこと 。

4. パク・ヒョンシクさんが現場を盛り上げ

同インタビューで、パク・ヒョンシクさんもも「ヒョジュと一緒にいると明るくなれる、現場が楽しかった

と振り返り、ハン・ヒョジュさんへの感謝を語っています forums.soompi.com+1soompi.com+1

5. 緊迫感あるサバイバル・アクション特訓

ハン・ヒョジュさんは「銃器やスタント訓練を受け、アクションは本格的に挑んだ」と述べています。

警察特殊部隊の設定に合わせ、リアルかつ身体的な表現を徹底 。

6. 社会派ノワールとして深いテーマ性

監督のアン・ギルホさんは「隔離状態で人間の本性と利己心が顕れる」点をコンセプトに掲げています。

近未来サバイバルを通じ、”本当の幸福とは何か”を問う作品になっています 。

6.主要キャスト他作品紹介(Netflix限定)

ホワイトボードに「MOVIE」と書かれた文字と映画アイコン。キャストの出演作品紹介をイメージした画像。

パク・ヒョンシク(チョン・イヒョン役)

『ドクタースランプ』(2024)
┗ 人生のスランプに陥った二人の医師が再会し、心の傷を癒していくヒューマンラブコメディ。

『力の強い女 ト・ボンスン』(2017)
┗ 怪力女子とイケメンCEOの恋愛を描いたロマンティック・コメディ。

『相続者たち』(2013)
┗ 財閥高校生たちの愛と友情を描く王道学園ラブストーリー。

ハン・ヒョジュ(ユン・セボム役)

『パイレーツ:失われた王家の秘宝』(2022)
┗ 王家の宝を探す海賊団の冒険を描いたアクションコメディ。

『Believer 2』(2023)
┗ 麻薬捜査の裏に潜む陰謀を追うクライム・サスペンス映画。

『人狼 JIN-ROH』(2018)
┗ 近未来の韓国を舞台に、特殊部隊と反政府勢力の葛藤を描くSFアクション映画。

※すべてNetflixで視聴可能(配信状況は2025年6月時点)
※『W -君と僕の世界-』は地域によって視聴可

7.まとめ|ゾンビ作品の中でも『Happiness』は外せない一本!

韓国のゾンビ系作品はどれもクオリティが高く、「ハズレなし」と言いたくなるほど。

その中でも『Happiness』は、ドラマならではの心理描写や人間関係の描き込みが光る一作でした。

これまでに観た

この3作品はどれも、それぞれの切り口でゾンビジャンルを深掘りしていて非常に魅力的です。

特に『新感染』は映画なので、ゾンビ作品に初めて触れる人にもおすすめしやすい一本。

一方で『Happiness』は、ゾンビを通して人間の本性や社会の歪みを描くという面で、より深い余韻を与えてくれるドラマでした。

今後また面白いゾンビ作品に出会えたら、ぜひ紹介したいと思います。

まずは『Happiness』、ぜひチェックしてみてください!

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

ABOUT ME
みずよー
昔から映画好きの30代です。Netflixで鑑賞できる映画に限定して、映画の情報や評判、また感想や小話まで書いていきたいと思います。映画を観る前の情報収集、観た後の感想共有などをしていただけたら幸いです。